『三十年後』もまだ読みかけなので、この本については今回は序文のみとします。
(2014・7・1追記 「序文」ではなく「神代」の章でした)
星新一のエッセイ(『きまぐれ星のメモ』?未確認)で知ったのですが、星一は独自の哲学・神話観を持っていました。副題にある「日本はお母さんの創った国」とか「協力は神の命令」などです。
「三種の神器は真善美の象徴」とも言っていたそうですが、この『日本略史』に、もう少しくわしい言及がありました。
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鏡は真・智・哲学を示し、
玉は善・情・宗教を示し、
剣は美・意・芸術を示して居らるヽと筆者は考へ度い。
近代デジタルライブラリー 星一『日本略史:「お母さん」の創った国日本』(15/153)
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私には理解不能ですが、未来小説『三十年後』にミタマだのミツルギだのが出てくる背景として記憶しておきます。