1928(昭和3)年に日本のドローン技術を警告した説。
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(ドイツの無人戦争飛行機による爆撃を、フランス側が危惧しているという記事の後)
また米国の例のミツチエル大佐が(略)排日思想を扇動する中に『次の戦争には某国の無人飛行機が下カリフオルニヤ州(メキシコ)あたりの根拠地から爆弾毒ガス弾等を携帯して派遣せられこの沿岸諸都市を暴し(原文のまま)廻るであらう』などゝある。所謂無電操作の無人飛行機なるものはかくの如く恐れられてゐる。
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例のミッチェル大佐とは、アメリカ空軍の父と呼ばれたウィリアム・ミッチェルのことかと思われます。
この予言は的中しなかったわけですが、軍事関係者の新技術への敏感さには驚かされます。平和主義者もその点は学びたいものです。