核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

来年の見通し

 今年中には終わりそうもない、芥川「将軍」論の完成はもちろんですが。
 もう少し大きな仕事にとりかかりたいものです。例えば、「大正の平和主義文学 総論」といった。
 「戦争に対する〇〇」に何が入るのか。それを見極めた上で、昭和の『戦争に対する戦争』論あたりに着手しようかと思います。
 もう一つは、ムフの『左派ポピュリズムのために』の読解。検索したところ来年1月31日発売とのことです。
 (追記 AMAZONで確認したら1月29日ではなく31日でした)
 国内政治論から国際政治論に広がりつつあるというムフの新たな面が見られるという期待と、もし敵への暴力を肯定するものだったらどうしようという不安が入り混じっています。
 これらを来年の2~3月ごろまでに済ませようかと。この調子だと「核兵器および通常兵器の廃絶」論までにどんだけかかるんだと思われるかもしれませんが、そう遠くはなさそうです。どのみち、「昭和の平和主義文学」を論じるとなれば、核の問題ははずすわけにはいきません。