核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

大澤聡『批評メディア論』(岩波書店) 予定

 今回いただいたコメントについて、いろいろ思うところがありまして。
 そもそも、批評家が実作者より偉いという風潮とか、一部批評家が神様のようにように崇められる悪習はいかにして生じたのか。そのへんの問題意識に応えてくれそうな本が見つかりました。
 『批評メディア論』は一九三〇年代の日本文壇・論壇が題材で、大澤氏の博士論文をもとにした著書だそうです。
 批評が権力となる瞬間を見せてくれるものと期待しています。当然、小林秀雄についても。