またゲームの話かと思われるかも知れませんが、今回のは一味違います。
1980年代にヒットした、社会思想社教養文庫の一連のゲームブックはたいてい「悪漢が現れた。戦うなら14へ 逃げるなら400へ」という具合に、ファンタジーかSFかホラーかの違いはあってもたいてい、戦闘で物事を解決するアクション物だったわけですが、この『食糧問題』は例外です。
うろ覚えですが、「今年も食糧不足だ。他国に援助を仰ぐか?新しい農法を試すか?」みたいな感じで、戦いによらない(戦争をしかけて「ヒャッハー食糧だ!」なんてパラグラフはなかったと記憶しています)問題解決をめざしていくゲームブックでした。『RPGシティブック』ほど猛烈に欲しかったわけではありませんが、今になって立ち読み時の記憶がよみがえり、注文した次第です。挑戦記もできたら書きます。