CiNiiで検索したら読めました。遅塚麗水「電話機」への言及は以下の通り。
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その先駆が『郵便報知新聞』(明治二三年九月一三日ー一〇月八日付)の連載されていた、遅塚麗水の小説「電話機」である。電話事業開始の前に書かれた本作に、既に「死者から電話がかかってくる」場面が設定されているのは興味深い。
(36~37頁)
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菅原健史や黒田翔大氏への言及はありませんが、些細なことです。こうして「電話機」が注目されていけば、岩波文庫はむりでも青空文庫入りぐらいは果たせるのではないでしょうか。スマホで「電話機」を読む時代というのも、いいのではないかと。