予測と代案、と言い換えてもいいのですが。
その二つは別のものです。「どうなるか」の見通しがつかない状態だからといって、「どうするか」の行動案を持たなくていいことにはなりません。
先日、わけあって大塚英志・東浩紀の対談集を読んだのですが、なあなあのなれ合いではなく、ほとんど攻撃的といっていいレベルで、大塚氏が東氏に詰め寄っていました。
どうも世代の差といった問題ではなく、「どうするか」を問う大塚氏と、「どうなるか」しか答えられない東氏の断絶、というふうに読めました。図書館から借りてきたので、明日はもう少しきめ細かに読んでいこうと思います。