三島由紀夫『美しい星』(一九六二)の英訳が、ペンギンクラシックスから出版されているようです。
作中の人物たちが、「美しい星」にするとかしないとか言ってる対象は地球なので、
”Beautiful planet"
が正しいのではという気もしますが、どうなのでしょう。
ともあれ、三島由紀夫が核戦争の脅威をまじめに訴えた作品(と、私は読んでいます)なので、外国で広く読まれるのはいいことだと思います。
何年か前の映画化はいまだに観ていないのですが、核戦争ではなく環境問題を扱った映画にしてしまったようで、どうも気に入りません。