国立国会図書館のデジタルコレクションというサイトに、
という、戦後保守派の論を集めた本が収録されており、福田恆存(文字化けの際はご容赦ください。この本ではこの表記なので)の「平和論の進め方への疑問」他二編が収録されています。
ざっと読んではみたのですが、すでに消費期限切れの戦後平和論批判があるだけで、「福田恆存のウソ その2」と題して論じるほどの内容ではありませんでした。
強いて言えば、福田恆存という存在そのものがウソだというべきか。うすっぺらい人です。
当人は、「戦後主流派の平和論に逆らうオレカッケー!」とか思ってるんでしょうけど。論というほどの内容はありません。今でいえばバイトテロとかお騒がせユーチューバーみたいなもんです。
一応、もう二編の「常識に還れ」「現代の悪魔」も読んではみますが、語るに足る内容かどうか。