核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ゼロ円で円本が読める

 円本(えんぽん)というのは昭和初期に流行した、一冊あたり一円で販売された各種全集のことです。タクシーの料金も一円で、円タクという言葉もありました。

 その火つけ役ともいうべき、改造社の『現代日本文学全集』の、かなりの数(全部かどうかは、まだ確認していないのでわかりません)が、国会図書館のデジタルコレクションで読めます。もちろん村井弦斎の『小松島』も。

 ライバルである春陽堂の『明治大正文学全集』は、今のところなし。