シミュレーションゲーム、『三國志』シリーズで知られる光栄(現・コーエーテクモゲームス)が出した、3D対戦格闘ゲーム。
ウィキペディアより、使用可能キャラの一覧を引用します。
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魏
夏侯惇(かこうとん)
武器:曲刀「麒麟牙」(きりんが)
声:中井和哉
典韋(てんい)
武器:板斧「牛頭」(ごず)、 手甲「馬頭」(めず)
声:中井和哉
許褚(きょちょ)
武器:鉄槌「蚩尤砕」(しゆうさい)
声:吉水孝宏
呉
周瑜(しゅうゆ)
武器:古錠刀(こていとう)
声:吉水孝宏
陸遜(りくそん)
武器:双剣「飛燕」(ひえん)
声:野島健児
太史慈(たいしじ)
武器:双鞭「虎撲」(こぼく)、「殴狼」(おうろう)
声:掛川裕彦
蜀
趙雲(ちょううん)
武器:槍「竜胆」(りんどう)
声:小野坂昌也
関羽(かんう)
武器:青竜偃月刀(せいりゅうえんげつとう)
声:増谷康紀
張飛(ちょうひ)
武器:蛇矛(だぼう)
声:掛川裕彦
その他
貂蝉(ちょうせん)
武器:双錘「麗玉錘」(れいぎょくすい)
声:小松里歌
ボスキャラクター
一定条件を満たすとプレイヤーとして使用可能になる。
曹操(そうそう)
武器:倚天の剣(いてんのけん)
声:岸野幸正
中ボス。魏のキャラ3人のストーリーをクリアする
諸葛亮(しょかつりょう)
武器:羽扇
声:小野坂昌也
中ボス。「ビームを撃つ諸葛亮」の元祖。蜀のキャラ3人のストーリーをクリアする
呂布(りょふ)
武器:方天画戟(ほうてんがげき)
声:稲田徹
全キャラクター共通(一部除く)の最終ボス。上の二人含む12人のストーリーをクリアする
隠しキャラクター
一定条件を満たし、隠しコマンドを入力するとプレイヤーとして使用可能になる。
孫尚香(そんしょうこう)
声:宇和川恵美
周瑜のコンパチキャラクター。コマンド入力の際、特にストーリーをクリアする必要はない。
信長(のぶなが)
声:岸野幸正
信長の野望シリーズよりゲスト参戦。呂布のコンパチキャラクター。呂布のストーリーをクリアしてからコマンド入力をする。声優や性格は曹操と同一。尚、専用BGMは英傑伝シリーズの『織田信長伝』の合戦テーマをアレンジしたものになっている。
とーきち
『太閤立志伝II』よりゲスト参戦。曹操のコンパチキャラクター。2頭身の大雑把なポリゴンモデルなので明らかに他のキャラクターに比べて浮いている。信長のストーリーをクリアしてからコマンド入力すると出現する。勝利時の決めゼリフ「心配御無用!」は、1996年のNHK大河ドラマ『秀吉』の竹中直人演じる秀吉が元ネタ。尚、専用BGMは『太閤立志伝II』の堺・平戸の町のテーマをアレンジしたものになっている。
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無名の兵士や馬は出てこず、徒歩の有名武将が一対一で戦うという、あんまり史実らしくない絵面になっています。
格闘ゲームとしての出来は悪くなく、爽快感もあありました。
が、PS2で発売された続編『真・三國無双』以降は、群がる兵士をなぎ倒しながら戦場を駆け、たまに現れる名前あり武将に勝負を挑むという、いわゆる「無双系」のシステムが確立して好評を得、本作はゲーム史の陰に埋もれてしまいました。
三国志ファンであり格闘ゲームファンの私にとっては、思い出深いゲームです。