核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

名誉革命の資料が見つからない・・・。

 今回は資料紹介ではなく、ただの愚痴です。
 自由だ平等だと立派なかけ声で始まった革命が、結局は大量粛清と独裁者出現で終わった例はいくらもあります。
 この1689年の名誉革命は逆に、議会と外国勢力の密約でのクーデターという、あまり立派でない始まり方ながら、ほとんど(ゼロではありませんが)犠牲者を出さずに成功した珍しい例です。
 なのに、なんでこうも日本人の関心をひかないのでしょうか。残念なことです。
 論文にも書きましたが、戦争の悲惨さを訴えるだけが平和主義ではないと思うのです。人類の歴史には、わずかながらも平和勢力が成功をおさめた例は確かに存在します。そういう実例を掘り起こし、今後のために役立てる研究が必要だと思うのです。
 いや英語の資料ならあるんでしょうけど。『リヴァイアサン』の1ページ目さえまともに読めなかった身では歯が立ちそうにありません。日本語で読める資料や論文を探すことにします。
 若いうちにもっと英語を勉強しておくべきでした。結局愚痴になったことをお詫びします。