忘れられた哲学者(私は覚えてます)こと、土田杏村(つちだきょうそん 1891~1934)を再評価する新書です。
(以下、7月16日23時55分追記)
務台理作の編んだ土田杏村全集には、代表作である『象徴の哲学』が収録されておらず、これなくして土田の真価は語れない・・・という趣旨なのですが。
清水氏の梗概をいくら読んでも意義不明でした。近代デジタルライブラリー収録の『象徴の哲学』(1948年刊)の結論部分もめくってみたのですが、やはり意義不明。
活字媒体で、もう少しとっつきやすい文章から入ることにします。