『日の出島 住の江の巻』(1898)から5年後の『食道楽』で、チョコレートはどう扱われているか。気になって岩波文庫巻末の索引を引いてみました。
下巻に4か所ほどあるチョコレート菓子の料理法は、いずれも「削ったチョコレートを牛乳(または水)で煮て」とあり、固形チョコレートをそのまま食べる記述はありませんでした。
稲垣足穂の童話「チョコレート」(1922)に出てきたあれは固形だったと記憶しているのですが、その間に何があったのか。図書館が開いたら調べてきます。
追記 12月8日に続報を書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/fktouc18411906/archive/2013/12/08