核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ヤバすぎる!「培養肉ハンバーグ」の衝撃

 悪いニュースが多く、不本意なことだらけだったこの一年で、私が唯一希望を見出
したニュースです。
 東洋経済オンライン(http://toyokeizai.net/articles/-/56802)様より転載。

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ヤバすぎる!「培養肉ハンバーグ」の衝撃
肉の生産も消費も、根本から変わる
田中 大貴 :マーバルパートナーズ ヴァイスプレジデント
 
2013年8月、英国ロンドンで世界初の「人工肉バーガー」の試食会が開かれたのを知っているだろうか。素材は牛の幹細胞をシャーレで培養して人工的に製造されたものだ。試食会の参加者は「肉のジューシーさは無いが、食感は完璧だ」、「脂肪分がなく赤身の肉という感じだが、普通のハンバーガーを食べているようだ」と語った。

この人工肉(培養肉)バーガーを作ったのは、オランダ・マーストリヒト大学教授のマーク・ポスト医学博士。ポスト氏は世界的な食肉生産の需要に応えるための技術として、「カルチャード・ビーフ(牛肉の培養)」を提案している。
 (略)
 試食会で出されたハンバーガー1個の値段は、研究費込みで約3500万円。ただ、この1年で細胞を育てる培養法や培養液を改良しており、ポスト氏は「試算ではハンバーガー1個1400円で作れるまでになった。市場に出すには10年以上かかると思うが、さらに改良を重ね、従来のハンバーガー以下の値段を目指す」と述べている。
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 安全性やコストの問題を解決していくのは大変でしょうが、早く実用化してほしいものです。