2017-11-22 1917年補助貨の払底 谷崎潤一郎「小さな王国」 #その他文学 1円=100銭なのに、1円紙幣=小銭100銭ではない不条理。 ※ 補助貨の払底はいよいよ激しく、もう一円紙幣で二十銭以下の買物は到底出来ず、両替屋へ行けば目玉の飛び出るような両替料を取られるという有様 (『中外商業』1917(大正6)年11月20日 引用は『大正ニュース事典 第三巻 大正6年ー大正7年』 毎日コミュニケーションズ 1989 254ページより) ※ こうした不満が積もって、小額政府紙幣の発行となったわけです。