核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ソフトウェア面からの反戦論

 「核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ」という看板を掲げてきて、おろす積りはありませんが。
 ここ最近(2019年)は、ハードウェアよりもソフトウェアからの反戦に関心が移っています。
 芥川の「将軍」にも、確かに二八珊砲や軍刀の恐ろしさは描かれています。しかしそれ以上に恐ろしく描かれているのは、人間にそれらの兵器を「撃て」「斬れ」と命じる将軍です。
 元首・政治家・高級軍人・それらに迎合する文化人。そうした人々の心性を、罵倒するのではなく分析していくことで、文学から平和理論へという道筋をつけられたらと考えています。