核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

『全体性と無限』など読む

 といっても、入門書からの抜粋の、それも戦争と平和に関わる部分だけですが。

 こちらが哲学書を読みなれていないせいかも知れませんが、どうも「なぜ戦争は悪いのか」というわかりきった問題に延々とこだわっていて、「どのように戦争を止めるか」には至っていない印象を受けました。

 哲学者に「どのように」を求めるのは酷かも知れません。しかし、「なぜ戦争は悪いのか」を徹底的に考え抜いたのなら、「どのように戦争を止めるか」にも考えを致さないはずはないと思うのです。