核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

木村貴『反資本主義が日本を滅ぼす』(コスミック出版 二〇二二 読む予定)

 木村貴氏の『資本論』批判を先ほどネット上で見つけたばかりですが、腑に落ちたので検索したところ、単著がありました。

 「ピケティ、斎藤幸平、中谷巌佐伯啓思佐藤優池上彰内田樹白井聡、中野剛志、三橋貴明…各氏の主張を徹底検証」とのこと。木村氏とは気が合いそうです。

 レビューには「オーストリア学派の信奉者」だとのご意見もあり、批判的な評価もありました。一八七〇年代のメンガーオーストリア学派より新しい経済学もあることは私も承知していますが、新しいからいいってものでもないので。もちろん古いからいいってものでもありません。マルクスを批判する意義は、今でも十分にあると思います。