核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ウィキペディア項目より 「フォーセリア」

 TRPG(テーブルトークロールプレイング・ゲーム)なるものをご存知でしょうか。
 「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などのCRPG(コンピューターRPG)なら、あるいはご存知かと思います。剣と魔法(と、たまに怪しい科学)の世界で、魔物と戦ったり、お姫様を救ったりするやつですね。
 TRPGというのはパソコンやファミコンが普及する前のRPGでして、要するに参加者の一人がファミコン役(ゲームマスター)をやり、残りのプレイヤーが主人公チームをやるゲームです。
 紙と鉛筆で主人公や敵や地図を設定し、各種判定はサイコロで決めます。
 ファミコン持ってなかった私も、中学二年生のころから数年間、仲間とこのゲームに没頭したものです。
 「ドラゴンが現れた!がおお」
 「おれの魔法で決めるぜ!うおおおアイスストーム!!(サイコロごろごろ)」
 大の大人がやることか、と思われるかも知れませんが、最近私の近辺でこれがブームになっておりまして。
 
 前置きが長くなりましたが、国産TRPGとしては最も有名な「ソードワールド」の背景として設定された架空世界「フォーセリア」のウィキペディア項目を紹介します。水野良ロードス島戦記」(塩野七生ロードス島攻防記とは無関係です)の背景といえば、わかる方にはわかるかも。
 
 
 2011年5月4日の、ボルヘス「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」の紹介でも触れましたが、私は昔から(本当にものごころついた時から)、こういう異世界の物語が好きなのですよ。
 まあ幻想世界といっても、本当にゼロから何かを創造するのは不可能なわけでして。
 このフォーセリアも多くの近代ファンタジーがそうであるように、トールキンの『指環物語』(映画ロード・オブ・ザ・リングの原作)の影響を大いにうけております。が、適度に和風の味つけがしてあるところが受けた理由なのでしょう。私が比較文学専攻だったら、「指環物語の受容と変遷」テーマで論文を書いてみたかったのですけど。
 TRPGの世界に興味をお持ちの方は、コメント欄にご一報ください。
 (あの荒らしの人が来たら笑えるな…まあ来ないだろ。彼も今は「忙しい」んだろうし)。