TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)なるものをご存知でしょうか。
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などのCRPG(コンピューターRPG)なら、あるいはご存知かと思います。剣と魔法(と、たまに怪しい科学)の世界で、魔物と戦ったり、お姫様を救ったりするやつですね。
紙と鉛筆で主人公や敵や地図を設定し、各種判定はサイコロで決めます。
ファミコン持ってなかった私も、中学二年生のころから数年間、仲間とこのゲームに没頭したものです。
「ドラゴンが現れた!がおお」
「おれの魔法で決めるぜ!うおおおアイスストーム!!(サイコロごろごろ)」
大の大人がやることか、と思われるかも知れませんが、最近私の近辺でこれがブームになっておりまして。
前置きが長くなりましたが、国産TRPGとしては最も有名な「ソードワールド」の背景として設定された架空世界「フォーセリア」のウィキペディア項目を紹介します。水野良「ロードス島戦記」(塩野七生のロードス島攻防記とは無関係です)の背景といえば、わかる方にはわかるかも。
まあ幻想世界といっても、本当にゼロから何かを創造するのは不可能なわけでして。
このフォーセリアも多くの近代ファンタジーがそうであるように、トールキンの『指環物語』(映画ロード・オブ・ザ・リングの原作)の影響を大いにうけております。が、適度に和風の味つけがしてあるところが受けた理由なのでしょう。私が比較文学専攻だったら、「指環物語の受容と変遷」テーマで論文を書いてみたかったのですけど。
TRPGの世界に興味をお持ちの方は、コメント欄にご一報ください。
(あの荒らしの人が来たら笑えるな…まあ来ないだろ。彼も今は「忙しい」んだろうし)。