核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

また「将軍」論に戻ってきたわけだが

 現時点の構想のままでは、作品論としても平和論としてもどうにも弱い、と思うわけです。
 で、支柱となる理論をあれこれ探しているわけですが、これが見つからなくて。
 芥川版聖書「西方の人」「続西方の人」も読み返してみましたが、「汝の敵を愛せ」関係は見つかりませんでした。
 次の調査行で、シュミットおよびムフ編の『シュミットの挑戦』を読んでこようかと考えています。シュミットなら将軍論ではなくても、「軍国主義化での期待される指導者像」みたいなのを書いてそうな気がするので。
 いずれにせよ、年内には片付きそうもないです。残念。