核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

村井弦斎の未発見(?)小説「水の月」(『北海道毎日新聞』1889(明治22)年11月1日~12月29日 未見)

 数秒前に検索して発見しました。

 

札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

 

 の新聞小説年表の中に、弦斎居士「水の月」の名が。

 出世作「匿名投書」などよりも前の作品です。亡き黒岩比佐子さんも、おそらくこの「水の月」まではご存じなかったのではないでしょうか。

 弦斎が郵便報知新聞に小説を書く前、地方紙にも書いていたという前情報はありましたが、今度は実物にお目にかかれそうです。

 北海道まで飛ぶ資力はないので、なんとか郵送で取り寄せられないものか、検討してみます。新聞小説でも2ヶ月分となると、けっこうな量になりそうですが。

 弦斎以外にもけっこう気になる作家やタイトルはあります。内田不知庵(魯庵)とか徳田秋声とか。「宇宙美人」読みたい。

 

 2023・6・21追記 国会図書館にて全文コピーしました。これで作品論が書けそうです。なお『宇宙美人』は国会図書館にもないようです。