もう六月も半分過ぎてしまいましたが。
村井弦斎が『北海道毎日新聞』に連載した『水の月』をはじめとして、そろそろ国会図書館に読みに行きたい資料がたまったので、近日中に決行しようと思います。
私はこれまで北海道という地に特別の興味はなく、行ったこともなかったのですが、弦斎が十代の頃に北海道旅行をしていたと知り、ちょっと関心が生じています。平塚・豊橋・小田原に続いて、弦斎研究の拠点が増えるかも知れません。
弦斎と遅塚麗水が合作した、アイヌが主人公の「美少年」という小説もあるのですがこちらは国会図書館にも掲載誌がないレアものなので、今回は見送ることにします。
2024・2・14追記 アイヌが主人公ではありませんでした。訂正してお詫びします。
旅行好きの麗水と違って、明治前期の弦斎の場合、やっぱり対ロシアとか、帝国主義的な欲求が先立ってるんだろうなとは思いますが。