核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

昨夜の夢と今朝の夢

 昨夜は、未読の村井弦斎作品を、やたら狭く天井の低い書庫で読む夢を見ました。

 そして今朝の(もちろん目が覚めた状態での)私の夢は、「水の月」や遅塚麗水との合作「美少年」など、未読の稀少な弦斎作品、および神奈川近代文学館所蔵の弦斎資料を読破することです。行動力の不足ゆえに今日まで果たせずにいます。

 骨董趣味や懐古趣味ではありません(それもあるけど)。頑迷な軍国主義者だった弦斎が、いかにして絶対平和主義者に転じたのか、その機微を知り、それをもって軍国主義という病を治療するエッセンスを抽出するためです。

 私の場合、公から研究資金が下りるあてはまったくないので、自力でこつこつやるしかなさそうです。第一の標的は「水の月」。見えるけど手の届かないもの、実現不可能な理想といった意味でしょうか。国会図書館でマイクロリールぐるぐるすることになりそうです。