核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

『POPCOM』(小学館 1985/2)「特集・海の男の艦隊ゲーム!月月火水木金金」

 38年前のマイコン雑誌。ヤフオクで検索したらあったのですが、高いので今回は見送りました。少しでも研究費をためておかねば。

 この月刊ポプコムも、私の人間形成に大きな影響を与えた雑誌です。

 特集は当時いっぱい出ていた、太平洋戦争が題材のウォーゲームを扱ったものです。

 後の『提督の決断』や『太平洋の嵐』のような、戦争全体を扱った戦略ゲームはこの頃まれで(あることはありました)、真珠湾奇襲とか珊瑚海海戦(さんごかいかいせん)のみとかミッドウェー海戦のみといった、戦術級のゲームが主流でした。

 主流といえばハードウェアの主流がPCー8001系から8801系に移行していた時期でもありまして、せっかく面白そうなソフトがあっても機種が合わず、悔しい思いをしたこともありました。

 戦艦大和の特攻を題材にしたゲームだけは当時なかったらしく、「あまりにも悲しいし、第一ゲームにならないだろう。この海戦だけはそっとしておきたい」と、しんみりした記事が書いてありました。

 ゲームの記事とはいえ、歴史の重みといったものを、少しは学べた気がします。