核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

よく考えたら

 「文化の中の居心地悪さ」を扱っていない文学作品のほうが圧倒的に少ないですね。

 たいていの文学作品は「ー文化の中の居心地悪さー」という副題をつけても違和感ないぐらいです。例外は『ロビンソン漂流記』とか『太平洋ひとりぼっち』ぐらいではないでしょうか。

 前回のメモ書きは自発的にボツにします。

 フロイト「文化の中の居心地悪さ」は腑に落ちたとも書いてしまいましたが、これもよく考えたら、常識的な意見をフロイト用語で語っただけだったからではないかと。

 キリスト教の、「汝の隣人を愛せ」とか「汝の敵を愛せ」が実行しようのない、人間を理解しないものの掟だというのにも納得しましたが、じゃあフロイトの教義がそれよりましかといえるかどうか。少なくとも、戦争を止める役には立たないようです。