核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

ゾフィー・ショル 独裁の止め方・実践編

 ナチス独裁に抵抗し、若くしてギロチンによる斬首で処刑された、このゾフィー・ショルという女性および、抵抗運動「白いバラ」についての本はすでに何冊か出ています。今回はとりあえずウィキペディアで概要を。

 

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 ゾフィア・"ゾフィー"・マグダレナ・ショル(ドイツ語: Sophia "Sophie" Magdalena Scholl, 1921年5月9日 - 1943年2月22日)は、ドイツの女子大学生、反ナチ活動家。白バラ抵抗運動の主要メンバーの一人として、非暴力によってナチス・ドイツに抵抗するも、国家反逆罪により民族裁判所で兄のハンス、クリストフ・プロープストとともに死刑判決を受け、処刑された。

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 大学で深夜に反ナチスのビラをまいているところを逮捕されました。弁護人までがナチスに忖度して、被告たちを弁護しなかったんだそうです。

 日本で小林秀雄北原白秋のような知識なき自称知識人が、万歳ナチス万歳ヒットラーを叫んでいたのと同時期です。

 ショル兄妹の思想的背景など、もっとくわしく知りたくなりました。独裁に非暴力で抗する勇気はいかに培われ、(ここからは酷な言い方ですが)なぜ伝播しなかったのか。