核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

大江健三郎の発言をめぐって

 
 「東日本大震災原発事故と核兵器との結びつけ
 2011年の東日本大震災福島第一原子力発電所事故に際して米誌「ニューヨーカー」に対して「歴史は繰り返す」と題された寄稿を投稿した。同文において「原発建設は人命軽視の姿勢を示すもので、広島の原爆犠牲者に対する最悪の裏切り」と主張した」
 ウィキペディア 「大江健三郎」の項目より
 
 「ニューヨーカー」誌の現物はついに入手できなかったので、ネット上で集めた情報しかないのですが、とりあえず上記の発言があったものとして話を進めます。もし大江が「原発建設は人命軽視の姿勢を示すもので、広島の原爆犠牲者に対する最悪の裏切り」と主張した事実がなかったと証明された場合は謝罪します。
 
 恥をさらしますが、私は東日本大震災の被害が明らかになるまで、積極的な原発推進派でした。
 事故後にあれこれ調べてみて、原子力発電が日本の総電力にしめる割合が約30パーセントにすぎないことをいまさらながら知り、にわか原発反対派に転向したわけです(電気をまったく使わない文明生活というのは、私には想像もできないのです)。
 そして、上記の大江発言を知り、それまで全く評価してこなかった大江健三郎をちょっとだけ見直したものです。
 
 ところが。
 
 2023・3・24追記 「ところが」の続きは、
 
 
 をご覧ください。大江健三郎の核開発礼賛ぶりがわかるはずです。