核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

馬場のぼる 『ぶたたぬききつねねこ その2』(こぐま社) 追記

 前にも一回取り上げたしりとり絵本ですが(http://blogs.yahoo.co.jp/fktouc18411906/archive/2011/06/24)、このたび再読しまして、新たな魅力に気づきました。
 墜落炎上する「ひこうき」から「ぱらしゅーと」で脱出する「まんとひひ」の表情とポーズがすばらしいのです。
 1ページ前では冷や汗かいてたくせに、「ぱらしゅーと」のページでは、完全に恐怖を克服した男の顔をしています。絵本というより、アクション映画の名場面のような構図です。
 私も今後何が起こるとしても、この「まんとひひ」の泰然自若ぶりを見習いたいものです。