2017-01-01から1年間の記事一覧
『小さな王国』の先行研究の質・量の前に、気圧され気味です。先に『空中征服』論を完成させることにしました。
20年前から気になっていた作品でして、論文らしきものを書いたこともあるのですが、このたび「モノへの欲望ではないタイプの交換欲求」とかいう副題で書きたくなりまして。『空中征服』論が片付いたら取り掛かります。
論文ではなく学会発表ですが、ネット上でレジュメと質疑を読むことが出来ました。 反戦劇『ある青年の夢』と、戦争協力の書『大東亜戦争私感』の戦争認識は、実はそれほど変化していないのではないか、という問題提起です。 『ある青年の夢』については、主…
「文豪とアルケミスト」コラボイベントが開催されるそうです。行ってみるかな。 ※ ゲーム「文豪とアルケミスト」とコラボ企画を実施します 「文豪とアルケミスト」は、DMM GAMESから配信されている文豪転生シミュレーションゲームです。 ゲームでは、“どこか…
新渡戸稲造「教育の目的」(『随想録』1907所収)。引用は筑摩書房『明治文学全集88 明治宗教文学集(二)』231ページより。 ※ 『女道楽』、『酒道楽』、『食道楽』と云ふやうな書物は出て居るけれど、『学問道楽』と云ふ本は未だ出てゐない。さう…
という夢を見た。
武者小路実篤からはいったん離れるわけですが、彼がなぜ反戦論から戦争賛美に転じたのかは、研究者として考え続け、自分なりの答えを出さなければならないと思います。賀川豊彦についても。
「武者小路実篤の戯曲「ある青年の夢」」と題した小文が掲載されました。 報告が遅れましてすみません。
「非暴力」にとらわれずに読むと(といっても、最終的には非暴力論に落ち着くわけですが)、以前は読み込めずにいた箇所が、そこにある必然性を持って読めてきます。エコフェミニズムにまで深入りするつもりはありませんが、そのへんも勉強はしておく必要は…
また『空中征服』論に戻ろうかと思います。『ある青年の夢』とは当分お別れで。
「武者小路実篤の戯曲「ある青年の夢」」と題した小文を掲載させていただくことになりました。 『日本文学』2017年2月号に掲載した論文よりも、現代の状況をより意識したものになっております。よろしくお願いします。
今号からやっと「小林秀雄」に戻ったようです。
長らく放置していた『空中征服』論ですが、新たな切り口らしきものが見つかり、執筆を再開する気になってきました。仕事も一段落したことだし。
ここ数か月「保田与重郎」と化しています。戻ってくるのはいつでしょうか。
気長に待ちます。
明日出る予定です。
やるだけのことはやりました。
分量的には僅かなので、明日には終わる……といいのですが。
今回は有意義な上京でした。
示唆に富む同書の中でも、これはと思った箇所を書き写しておきます。 ※ 問題の核心にあるのは、武力行使を予防したり、発生した武力行使を停止させたりする手段として、武力行使を含まない平和的な方法が存在するかどうかである。 (略 経済制裁は戦争を防止…
私の論文「武者小路実篤『ある青年の夢』論」(『日本文学』2017年2月号)34ページに、 国際連盟(一九一八) とありますのは、 国際連盟(一九二〇) の誤りでした。訂正してお詫びします。
まさに完敗でした。また一から論を建て直します。
緊迫する国際情勢に意気消沈する日々ですが、研究は続けています。 書く気が戻った時のために、このブログは残しておきます。
約一年かかりました。それに見合った出来かどうか。
無抵抗ではない非暴力とは何か、といったあたりかと。
『日本文学』2017年2月号に、「武者小路実篤『ある青年の夢』論―安全保障のジレンマとその克服」が掲載されました。
『日本文学』2017年2月号に、「武者小路実篤『ある青年の夢』論―安全保障のジレンマとその克服」を掲載していただく予定になりました。
「非暴力とは、非力と暴力の間にあり、そのどちらでもないものである」。 なんか駄洒落めいているので、論文には使わずにおきます。