1936(昭和11)年当時の、ロボットの定義。
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ロ ボ ツ ト
人造人間、精巧な機械組織によつて、生きた人間のやうにある仕事をさせるものです。転じて簡単な、同じ仕事ばかりしてゐる人間は「俺はロボツトだ」などと嘆じます。又黒幕に誰か居て、それによつて、その意のまゝに動かされてゐる人をロボツトと云ひます。最後の意味が一番多く使はれてゐます。
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実際、1930年代は機械じゃないほうの「ロボツト」が流行してまして、「ロボツト首相の失言」(1931)とか、 「廣田內閣は軍部のロボツト?」(1937)なんかが検索で出てきます。こっちは無人機の消息を知りたいのに。
そういうこのブログも、最近、近デジのロボット検索と化しているような…。