核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

『資本論を読む』を読みそこねた

 確か近場の図書館にあったなと思って出かけたのですが、そっちではないほうでした。とりあえず『現代思想冒険者たち アルチュセール』は借りてきたので、じっくり予習してから取り掛かろうと思います。

 前に読んだときは歯が立たなかった『資本論を読む』ですが、今回はいけそうな気がします。『資本論』そのものについての読書経験も積んだし、それ以上にマルクスからアルチュセールに至るマルクス主義史の文脈も得たし。

 そうまでして読む価値があるのかという気もしますが、アルチュセールの論は後世のカルチュラルスタディーズやポストコロニアリズムにもつながっているそうなので、文学研究者としては知ってはおくべきなのでしょう。論敵を知るためにも。