大道晴香氏という方が、以下のような研究をなさっておられるようです。
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「電話」と「死者」, 大道晴香,
國學院雑誌, 122, 6, 2021年06月15日,
國學院大學
電話、その宗教的なるもの : 近代メディア機器をめぐる宗教的リアリティーについて (第71回学術大会紀要号) 大道 晴香 神道宗教 = Journal of Shintō studies (252), 126-128, 2018-10
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遅塚麗水の小説もまさに死者からの電話で始まっていますし(タネはあるわけですが)、メディアと宗教という問題意識に合致なさったのではないでしょうか。
遅塚の作品に限らず、電話をめぐる研究が進展するのは喜ばしいことです。