核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

クリティアスの系図

 アテナイの立法者ソロンから、クリティアスやプラトンにいたる系図ウィキペディアから転載します。なお、項目名はカライスクロスの親のクリティアス(Ⅲ)であり、無神論と三十人政権の人、カライスクロスの子クリティアスは(Ⅳ)である点にご注意ください。
 
 
 直系の子孫はいないようです。そもそも結婚してたかどうかすら定かではありません。ちなみにプラトンも子供がなく、遺産は長兄の孫のアデイマントス(Ⅱ)に伝わったそうです。
 
 2011・7・31 上記サイトより転載
  ・プラトンの『クリティアス』・『ティマイオス』の中の対話者であるクリティアスは、カライスクロスの父(プラトンの曾祖父)ではなく、アテナイの三十人僭主政治の指導者として名が知れている、カライスクロスの子(プラトンの母の従兄)であるという考え方が根強くある。(略)ソロンが紀元前600年頃に活躍したことを考えると、世代的に『クリティアス』に登場するクリティアスは、カライスクロスの親でないと合わない。
 ・もっともプラトンの『カルミデス』、『プロタゴラス』、及び『エリュクシアス』におけるクリティアスは総てカライスクロスの子クリティアスである。同様にプラトンの『ティマイオス』、『クリティアス』に登場するクリティアスも、カライスクロスの子クリティアスであり、そもそもプラトンが伝える家系図自体信憑性が低いという意見もある。
 
 ・・・「叔父」「母の叔父」両説があると思ったら、今度は「母の従兄」とか言い出しおった!プラトンきさま、まともに「系図」そのものを書いたことがないなッ!