核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

台無しセザンヌ。略して台ンヌ。

 わけあって最近、西洋絵画の画集をかたっぱしから見てるアンタルです。
 やっぱルネサンスはいい。それまでの中世絵画と比べると段違いです。やたら斜め上をゆく構図のティントレット一押し。ブリューゲルこまかいよブリューゲル(一部グロ注意)。
 そして新古典主義ダヴィッドもいい感じ。馬上でさっそうとポーズを決めるナポレオンや(本物はロバに乗ってたそうです)、指立てポーズで死ぬソクラテスは、社会の教科書とかでごらんになった方も多いかと思います。
 絶対平和主義者的には、敵国との戦争を3ON3の決闘で終わらせようとする「ホラティウス兄弟の誓い」が好きです。まあ決闘だって暴力だけど、戦争よりはましということで。
 ご関心をお持ちになった方のために、ネット上の美術館サイト「サルヴァスタイル」さまを紹介しておきます。リンクフリー、画像無断転載禁止とのことです。
 
 
 ブリューゲル 「ネーデルランドの諺(ことわざ)」 内容詳細図。「ブタの毛を刈る(=役に立たないことをする)」みたいな感じで、当時のことわざが一枚絵で表現されています。しかしブタさん多いな。
  
 ・・・しかし、印象派以降の絵画はやっぱり理解できない。文学における自然主義と同様、まちがった方向に落ち込んだような気がしてならないのです。いや、シュールリアリズムは大好きです。