前年に黒田幸弘『D&Dがよくわかる本』が他社から出ており、題名が二番せんじなのは否定しませんが、中身は二番せんじではありません。当時、D&Dは高くて手が出ず、社会思想社の教養文庫で展開していた、T&T派だった私にとっては愛読書でした。
TRPGの楽しさだけでなく、楽しむためのマナー、人を不快にさせかねない行為の例などにもページを割いており、確実に私の人格形成に影響を与えています。リアル中二時代に読んだ本は重大です。
今では黒田著、清松著ともに手放してしまいましたが、読み比べてみたいものです。