ひとまず、前回紹介しきれなかった主要人物を。
ナターシャ 現時点ではまだ端役の伯爵令嬢A。映画『戦争と平和』ではオードリー・ヘプバーンが演じ、ポスターではアンピエを左右に従えて不動のセンター。後の真ヒロイン。
ロストフ ナターシャの兄。栄えあるロシア騎兵の将校として先陣を切るが、落馬して逃走。なおフルネームは「ニコライ・イリイチ・ロストフ伯爵」なんだけど、主要人物だけでニコライが三人アンナが二人いるため、当ブログではロストフと表記。嫌なフルハウスだな。
マリヤ 主人公アンドレイの妹で公爵令嬢。美人ではない(と度々書かれる)数学少女。
ブリエンヌ嬢 マリヤのメイド。令嬢より美人でしかもフランス人のため、とかくセクハラの対象となる。
クトゥーゾフ将軍 ロシア軍の指揮官。陛下相手でも言うべきことは言う老将。
フランツ オーストリア皇帝。前二者に比べ影が薄い。
結果はフランスの勝利。ロシア・オーストリア同盟軍の敗北。
次回、『戦争と平和』その3。ご期待ください。