2021-10-11 投票したい党がない 現在に限ったことではなく。 第一回衆議院選挙を扱った、福地桜痴の政治小説『仙居の夢』(一八九〇)も、立候補者四人がいずれもろくでもない政党人ばかり、という事態を描いていました。 私も投票したい党がなく、さりとて棄権もしたくないという、困った心境にあります。古代アテネのオストラシズム(追放したい政治家を選ぶ選挙)に倣って、消去法で投票する候補を選ぶことになりそうです。 日本で「共和党」という政党を立ち上げようという動きはないもんでしょうか。