核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

投票したい党がない

 現在に限ったことではなく。

 第一回衆議院選挙を扱った、福地桜痴政治小説『仙居の夢』(一八九〇)も、立候補者四人がいずれもろくでもない政党人ばかり、という事態を描いていました。

 私も投票したい党がなく、さりとて棄権もしたくないという、困った心境にあります。古代アテネオストラシズム(追放したい政治家を選ぶ選挙)に倣って、消去法で投票する候補を選ぶことになりそうです。

 日本で「共和党」という政党を立ち上げようという動きはないもんでしょうか。