『水滸伝』のマイブームが一段落したところで、図書館で『世界の名著』と『人類の知的遺産』のベルクソン本を借りてきました。小林秀雄はじめ日本文学にも影響を与えている哲学者、この機会に概観なりともつかんでおこうと思います。もう一冊、小林秀雄がベルクソンを論じた「感想」も読みたかったのですが貸し出し中で。
「道徳と宗教の二源泉」をぱらぱらとめくったところ、戦争廃絶についての意見が。
そして気になる「運と偶然」について。初心者はルーレットに賭けるとき、自分の番号にきたところで思わず手を出しそうになる。慣れてくるにつれて手は出さなくなるが、その代わり意志の力が・・・・・・まで読んで、難解になったので後で読み返すことにしました。どうも、物理的な偶然以上のものを論じているようです。
前にデカルトを学習した時はむやみと深入りしてしまったので、今回はテーマを、
「戦争廃絶」「運と偶然」「自由意志」
の三本にしぼって読もうと思います。