核兵器および通常兵器の廃絶をめざすブログ

近代文学研究を通して、世界平和を考えています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

MMTの入門書、今日も届きませんでした

今日のブログ一回分のネタになるかなと思っていたのですが、考えが甘かったようです。 今年中には「小さな王国」論を書き終えて、来年は気分一新で『戦争の止め方』の書き下ろしに取りかかりたいのですが……。

アントニオ・ネグリ氏死去

政治哲学者アントニオ・ネグリ氏死去 欧州を代表する左派知識人(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース Yahooニュースにて知りました。 私はネグリ氏やその共著者ハート氏のいう「マルチチュード」概念や、毛沢東賛美に同意しているわけではなく、批判を書い…

今日の更新はお休みします

明日は2回書きますので、お許しください。

北大路魯山人「弦斎の鮎」の朗読動画がやけに目立つ

youtubeというのは便利なもので、行けなかったイベントの動画を見られたりするのはありがたいものです。 しかしやっかいな面もあって、「弦斎」で検索すると、北大路魯山人の「弦斎の鮎」という朗読の動画がやけに眼につくのです。これについては、以前、 村…

三橋貴明『国民を豊かにする令和の政策大転換 現代貨幣理論が日本を救う』(ビジネス社 二〇一九 これも読む予定)

「MMT」ではなく、「現代貨幣理論」で検索したら、また別の本が見つかりました。 今現在の私は反MMT派ですが、これを読んだら一変するかも知れません。前に買った『反資本主義が日本を滅ぼす』は三橋論を否定していましたが、三橋氏の言い分も聞いてみ…

ハイエク『社会主義と戦争』(予定)

ハイエク全集に収録されているらしいのですが、デジタルコレクションでは読めませんでした。ミーゼスとの違いが気になるところです。 AMAZONには全集本があったのですが、ちょいお高めで。 「社会主義が戦争を起こす」という内容だったら、当たり前の…

ミーゼス『経済科学の根底』における平和観

最近気になってしかたがない、新自由主義の祖ともいわれる、経済学者ミーゼス。彼は経済以外の問題、たとえば平和と戦争といった問題についてはどう考えていたのでしょうか。 ミーゼスの著書『ヒューマン・アクション』や、『経済科学の根底』はネット上では…

MMT賛成派の本も一冊は買わねば

弦斎論はすぐには書けないので、すぐに書けそうな「小さな王国」論に先に手をつけているわけですが。 MMT(現代貨幣理論〉との関連で同作品を論ずるとなると、MMTを提唱する側の本も買わねばならないようです。レイかケルトンか、日本人による入門書か…

連続ものの魅力は、「断続」にあり

私は結局、豊橋には行けなかったのですが、現地では、村井弦斎を連続ドラマの題材に!という企画が大いに盛り上がっているようです。今回は、その「連続」ものの魅力について。私の独創ではなく、イーザーという文学理論家がかれこれ四十年以上前の、『行為…

麦茶ブレイク

真夏に買い込んだ麦茶パックも余っていたので。私は冷やしてない麦茶を、ひそかに「エール」と呼んでいます(ファンタジーRPGによく出てくる、本物のエールは断酒中なので私は飲めません。要は雰囲気です)。 『日本文学』の特集「実用と文学」は、どうも…

『日本文学』七月号特集 実用と文学

今日届いた同誌の裏表紙にありました。 「近世は」という限定はありますが、もしかしたら近代でもありかも知れません。 ついに『食道楽』で論文を書く日が来たのか?あるいは「小さな王国」で経済学?検討してみます。

今日こそは、注文した本が届くはず

クリスマスプレゼントを待つこどものように、わくわくしながら待ちます。

12月18日は村井弦斎の誕生日とのこと

弦斎の出身地である愛知県豊橋市では、生誕160年を祝う催しが行われているようです。 私は豊橋には18日も行けそうもないので、一人でひっそりと、資料の読み返しでもしようと思います。

貨幣商品説VS貨幣法制説

今回の論文の眼目を、ざっくりと書いてみます。つぶあんぱんなど食べながら。 貨幣の起源の説明としては、貨幣商品説と貨幣法制説(信用貨幣説含む)があるわけです。現在の私にはそのどちらか一方と断定する能力はないのですが(貨幣商品説に傾いてはいます…

谷崎潤一郎「小さな王国」論 Ver4.0

この作品論では、過去3回はボツになっているのですが、こりずに4度目の挑戦をしようと思います。MMT(現代貨幣理論)など勉強しつつ。

『社会文学』60号の特集は「大江健三郎」

私が『社会文学』編集部様のお気に召すような大江健三郎論を書けるはずもないので、60号は見送りか、自由論文での投稿にしようと思います。 読者としては、大江健三郎という人物の本質に迫るような論を期待します。

ガンダム大地に立たず

紅茶もいいけど、やっぱりコーヒーもいいものです。 限界効用派のいうように、偏らずに飲めばいいってものでもありませんが。 注文した経済学の本が届くまでの間、ちょっとだけ『アクシズの脅威V』の、今度は地球連邦編をやってみることにしました。 という…

ティーブレイク

先頃ティーバッグが戸棚の奥から大量に出てきたので、にわかにコーヒー党から紅茶党に移行することにしました。もしかしたら、文体や思考に変化が生じるかも知れません。そうだとしたら、最近行きづまり気味の私にはありがたいことです。 前々回あたりに、平…

豊橋市中央図書館にて「村井弦斎生誕160年記念展 食育の父 村井弦斎」開催

久しぶりに村井弦斎情報を。詳細は下記のリンク先をご覧ください。 【中央】村井弦斎生誕160年記念展「食育の父 村井弦斎」を開催します! | 豊橋市図書館 (library.toyohashi.aichi.jp) 本年(2023)12月9日から、来年(2024)1月28日まで開…

続編、外伝、二次創作、アダプテーション、パロディへの欲求

とっくに誰かが言ってそうな論ではありますが、自分なりに論じてみます。 『平家物語』でも『機動戦士ガンダム』でもいいのですが、よくできた物語というのは、直線的な「筋」以上の、幅と奥行きを感じさせてくれるものです。「ああ面白かった」だけでは済ま…

ティターンズのティータイム

エゥーゴとのいつ果てるとも知れない戦いに、少しむなしさを感じる心境に入ってきました(実のところ、私がときおりシヴィザードだのギレンの野望だのといった戦争ゲームに没頭するのは、その心境がめあてなのですが)。ちょっと平和論に戻る気分になりまし…

二ターンズ

まだティターンズの苦闘の日々は続いています。数ターンおきにやり直し、メモ帳を作戦ノートで埋めつくしながら。 「戦いは二手三手先を読んで行うものだ」というシャアの名言もありましたが、この『ギレンの野望』シリーズはまさにそれ。反射神経は必要とし…

『ギレンの野望 アクシズの脅威V』「グリプスの嵐」編

今日はゲームの話です。 私の中のティターンズがうずうずしてしまいまして、ついプレイステーション2のゲーム、『アクシズの脅威V』に没頭してしまいました。言い訳はしません。 そもそも『ギレンの野望』シリーズというのは、『機動戦士ガンダム』シリー…

今村仁司『貨幣とは何だろうか』(ちくま新書 一九九四)

平和論と文学と経済を行ったりきたりの当ブログですが、今日は経済、それも貨幣論にしぼって読書する一日にしようかと思います。 この『貨幣とは何だろうか』も、谷崎潤一郎「小さな王国」論を書こうとしていた時に買った本です。本棚の奥から引っ張り出して…

おこたった。

今日は研究をさぼってしまいました。 明日は時間をとって、まじめに取り組もうと思います。 買ったけど読み込んでいない本もまだあることだし。

ベーム=バヴェルクのマルクス批判への再批判論文など読んでみた

ここで報告するほどの内容ではありませんでした。 やはり私は原典にあたるほうがわかりやすいようです。

ミーゼス『貨幣及び流通手段の理論』(一九八〇 読む予定)

こちらも国会図書館デジタルコレクションの検索で出たのですが、ネット上では読めませんでした。要調査です。

ミーゼス『自由への決断 今日と明日を思索するミーゼスの経済学』(広文社 一九八〇)

著者名がミーゼスなのに、「ミーゼスの経済学」という副題なのは何でかなと思ったら、講演録のようです。数式のたぐいは出てきませんが、ミーゼスの主張ははっきりと示されています。 マルクスへの徹底した否定、計画経済への批判に始まり、政府は小さいほど…

よく学び、よく遊んだ

今日はしあわせな一日でした。

アナルコ・キャピタリズムとリバタリアニズム、その是非

木村貴『反資本主義が日本を滅ぼす』のあとがきに、以下のような一節がありました。 「現在のリバタリアニズムには政府の存在そのものを認めない無政府資本主義(アナルコ・キャピタリズム)という急進的な一派を含み、私自身それに共感しているが、元来は別…