#食べ物
塩と昆布茶の隠し味がポイントなのだそうですが、うっかり塩の分量を間違えまして。 あまった分をスパゲティのお湯に入れたらなんとかなりました。明日からは塩分控えめの生活に戻ります。弦斎先生も塩の取りすぎには注意って書いてたし。
最終回にはブタも出ていたそうです。惜しいことをしました。
第一次世界大戦のさなかに書かれた、少なくとも戦争賛美ではないエッセイです。 では非戦論なのかというと…具体的な国際情勢に直接ふれてはいませんが、「怨(うらみ)に報ゆるに徳を以てす」の一ヶ条を提唱し、西洋近代式の権利義務の道徳に疑問を投げかけ…
弦斎’Sキッチンにオリーブオイルは出てきたかどうか。確か「オレーフ」表記だったようなと思って巻末付録を見たら、 「オレーフ 塩煮オレーフ 一瓶 六十五銭」(『食道楽(上)』岩波文庫 2005 原著1903 558ページ) とありました。サラダオイル…
この時間になるとつい観てしまいます。速水もこみちこそ現代のお登和嬢です。オリーブ油万能説。
こっちは大丈夫だろ~な~と読み返したら、59ページ(60/116)の3行目に、「今回の発表で扱う」の1節が。 学会発表のレジュメを使いまわしたのがばればれです。初出は届け出てあるし、博士論文全体の流れに組み込んであるので、倫理上の問題はない…
二つまとめて下落しています。割烹着はまだしも、博士の価値がこれ以上下がってもらっては困るので、徹底的に調査して真相を明らかにしてもらいたいところです。
味に不満はないけど、揚がるまでにけっこう時間がかかりました。次回は事前に予約しておきます。
なんか『課長バカ一代』の新商品みたいですが、大正期『婦人世界』の広告です。 「この洗米器は、写真にある通り円筒形のもので、把手(はんどる)の下には風車の翼(はね)のやうなものがついてゐますから、把手を廻すと自然にそれが廻つて、米が磨げるやう…
本日は室井さん回でした。 お国のために、自作の童話「おでん皇国戦記」を朗読することになった室井幸斎。 検閲のお役人さんもいることだし、どうせ神風でおでん皇国が勝つ話だし…と思いきや、突然のアドリブで「マグマがどーん!」。敵国ポトフ帝国のみなら…
甲子園は中止となり、鉄筋コンクリートが竹筋になるご時勢。 室井幸斎の恋愛小説も、検閲で発売禁止になりました。特に反戦的だからではなく、砂糖をなめるシーンがぜいたくをあおるというだけの理由で。 「ムダこそ文化なんだよ」。室井の言葉が重く響きま…
数日前に、「どうしても、ここ数回の「ごちそうさん」の室井幸斎の描かれようには納得できません」と書いてしまいましたが、ネット上で未確定ネタバレ情報を見てると、ちょっと今後に期待したくなってきました。現金なものです。 ただ、2014年の政治情勢…
どうしても、ここ数回の「ごちそうさん」の室井幸斎の描かれようには納得できません。まあ日露戦争期には「軍士読本」なんて出してたし、ドラマと現実は別物だし、ひとりスポンサー不買運動もできないし…。
「石の吸物」というからには、本当に無生物だけを食する話を期待してたんですけど。 後に軍備撤廃と木食断食を訴える人物だからといって、フライングで期待してはいけないという例です。そうなった時には小説家やめてるし。
正確には「第八十二 金海鼠」の一節です。 ※ 「此石には何の味も無いがよく捜して見ると鮎の卵が二つ三つ石について居ます、即ち今日の御趣向は鮎の卵のお吸物に在るのです」 (148~149/193) ※ ・・・別に教訓を引き出そうとかそういう気はあり…
『食道楽 続篇』は、岩波文庫からの復刻はまずないだろうし、私もあの戦勝ムードに浮かれた冒頭部分は高く評価できませんでしたが、捨てるには惜しい話もありまして。 この「石の吸物」なんかは、『食道楽』正続きっての珍料理です。 茶の会の流行する名古屋…
村井弦斎『食道楽 続篇』「春の巻」はしがきより。 家庭の幸福を長く保つにはという問いに、答えは一言「御馳走なさい」だったという小話が、西洋にあるそうです。 「嫁のメシがまずい」スレの乱立ぶりを見ていると、うなずける気もします。 後段では、多嘉…
例によって、CiNiiに本文ありの読み物です。 4ページ目にCHOCOLAT MENIERのポスターが転載されています。 「19世紀のフランスのポスター。女の子が手にしているのは固形チョコレートのよう。食べ物となることで大きな変化を迎えた。」とのことです。 確か…
書けそうな所から先に片付けておきます。チョコレートに入れる砂糖だって、大日本帝国の植民地政策と関係大ありなのは承知の上で。 飲み物としての「チヨコレート」の製法を聞かれたお登和嬢。 ※ お登和嬢「チヨコレートは出し方一つで味に大きな相違が出来…
19世紀後半の、「食べる」チョコレートの開発と普及について調べてみました。 以下、年表形式で要約します。 1847年 湯や水に溶いて飲むのではなく、そのまま食べる「チョコレート」が誕生(85p) 1876年 アンリ・ネスレ、現在のものに近いミ…
あまり話題にならないのですが、『食道楽』には本編とほぼ同じ長さの続編がありまして。 で、こちらにも本編と同様、「冬の巻」の末尾に料理索引がついています。 もしかしたら、「ハモニカ」とか「焼氷」とか「シベリア」があるかと思ったのですがありませ…
「大正期の村井弦斎はこうじゃない」というツッコミは多々ありますが。
プロデューサーの岡本幸江氏の発言を見たところ、やっぱり室井のモデルは村井弦斎だったとのことでした。 ※ 岡本 注目というか、他のキャストとは違う発想から生まれたキャラクターはいますね。一人は、『食道樂』の作者・村井弦斎さんにオマージュをささげ…
抵抗を感じる方も多いでしょうし、コスト・安全性・味など改善すべき問題は多いようですが(ハンバーグ1個3000万円じゃなあ)、久しぶりにニュースで未来への希望を感じました。以下、Yahooニュースより転載。 ※ 人工ハンバーグ」を開発=世界初、食料…
『食道楽』「秋の巻」冒頭の口絵説明に、世界の三大珍味がまとめて出てきます。 「明治三十六年十一月三日帝国ホテルに開かれし天長節夜会の食卓を写せしなり」とあり、十三種の献立が紹介されています。 ※ カビヤは魯西亜(ろしあ)産鱒魚(ます)の卵の製…
少し遠くのコンビニに行ったらありました。 イメージしていた「たぬきうどん」とは少し違うものの、かき揚げの食感がいい感じです。つくづく、インスタントめんとは偉大な発明です。
名古屋にいた頃は、冬になるとみそ煮込みうどんばっかり食べてたものです。このたびある方からお贈りいただき、久しぶりに食べてみました。 私がいつも食べてた5袋いくらのフライ麺よりも高級な味です。ただ、ゆで4分に煮込み2分と時間がかかるのが難点。…